食物アレルギーのびびり
年齢を重ねると体調が刻々と変化しているのを実感する。
ある日突然、喉の異物感がでて戸惑った。
そこから異物感とお付き合いして二年になる。
そのお話の前にそれを招いた事件から
わたしには若いころから食物アレルギーがある。
海老を間違って食べると食道まで痒くなっていた。
で、かなり気を付けていて
「海老はいってませんか」と必ず聞いていた。
たまに、「根性で食べれは治るよ」なんて寿司屋の大将が軽口を叩ことが。「救急車呼びたいなら出してください」と笑って応戦する用意はいつでもできている。
そんなある日、機嫌よく仕事の相手にたまたまカウンターでお寿司をご馳走になった時のこと。
隣にいた方が海老の背ワタ?腹わたをつまみにしているのを見て嫌な予感が。
その後、熱燗も回った頃に喉が腫れた感じになった。
数年ぶりの感覚に「もしやアナフィラキシー」に誘発されるかと冷や汗が出る。
特に呼吸困難になったことはないけど
回数を重ねると重篤になることもあるのが食物アレルギーと聞いている。
様子を見ようと二件目のお酒は控えたが時間がたっても腫れ感が引かないのと
首と腕の内側の皮膚が痒くなってしまう。
きっと、調理をした包丁をよく洗わずにそのまま私のお寿司のねたをさばいたのだろうと予想できた。
タクシーを飛ばして深夜に救急病院で抗アレルギー剤をもらって事なきに至った。
問題は、このあとの喉の異物感がそれ以来この二年ずっと神出鬼没なのだ。
しかも、この事件以来何を食べてもビビッてしまうことになる。
イチゴの粒粒が喉にひっかかる感じ
チョコレートで喉が敏感になる
バナナで喉が痒い
元々キウイとももは喉がイガイガしていた。
これで、チョコとフルーツは遠ざけなければいけなくなった。
至福の時間のスイーツは禁断の領域。
しかもフルコースの締めまで愉しめなくなってしまう始末だ。
ナッツも止めた。
灰汁の強い山芋やナス、若い筍も危険極まりない。
生トマトも喉がイガイガ。
天ぷらやフライは海老を揚げている。
とんかつ、てんぷら、ポテトフライ、コロッケ、全てNG!
あああ、私はいったい何を食べてい生きていくのだろう。
そして、このアレルギーの一番の負の勲章ともいうべき
「海鮮と、フルーツがアレルギーがあって」と外食時に告げなければいけない。
外食のメニュー選びも何が入っているか確認することになる。
外食が減ることになるのは当然だ。
それゆえに友人や仕事相手との食事の回数が極端に減ってひとりご飯常習者へ。
気を使われるのは面倒だから。
こんな食物アレルギーも
今は大分慣れてきて生ものや和食に近づかないことで回避できている。
ところがだ!
フレッシュネスハンバーガーは海老のメニューがなかったので安心してポテトフライを頼んでいて感謝していた。が、今年海老バーガーなる季節限定のメニューがはじまった時からポテトフライは注文できなくなり悲しい不幸に遭っている。
お願い!
海鮮は別の油で揚げてくれたりしませんかねぇ。(;´∀`)
もしくは、別に揚げているお店をご紹介ください!
必死か?!
追記:
とんかつに関しては『焼きとんかつ』なる素晴らしく美味しいお店を発見!
揚げてないから安心!
お値段リーズナブルで激うまです!